論文合格発表。

 結果は不合格でした。言い表しようのない辛さです。言い訳の余地がないからこその閉塞感が、決定的なダメージをもたらしているように感じます。
 この辛さを乗り越えるためには、結果を出さなければなりません。ですから、そのためにはどうしなければならないのか、シビアにこの1年を振り返る必要があるようです。
 第一に、生活面の問題として、自分の勉強を最優先する割り切りが足りなかったのかも知れません。一つには、自分の特徴として、利己的になるのが苦手なところがあります。それは、長い人生ではむしろ必要不可欠の精神的なゆとりを意味すると思いますので、あくまでも受験が終わるまでの話になりますが、もっと自分勝手になっても良いのではないかという気がします。もう一つには、自分の勉強が最もはかどるように自分の行動パターンを組み立てる視点が不足していた気もします。もっと効率化を図るべきなのかも知れません。
 第二に、学習面の問題として、基礎を反復する絶対量が、インプットでもアウトプットでも、不足していたのかも知れません。もうあと一歩で合格できるところまで来ているのだとすれば、進んだことを勉強したくもなるのが人情かも知れませんが、むしろ、当たり前のことができる力を揺るぎないものにするのが大切なはずと思います。
 もう失敗はこりごりです。受験勉強があと1年の辛抱となるように、また少し自分を変えて高めていかなければならないと痛感しています。